残念な本

さて今日は、残念な話で申し訳ない……。 ですが記録として書いておきたい。読んだけど好みじゃなかったタニス・リーの作品について。 まずは『黄金の魔獣』 耽美的ではあるけれど、同時にグロテスクな、あまりにもダークなストーリー。 破滅型の主人公には思…

『アイルの書』

第1巻『白い鹿』 第2巻『銀の陽』 第3巻『闇の月』 第4巻『黒い獣』 第5巻『金の鳥』 タニス・リーの初期作品群、パトリシア・A・マキリップの『イルスの竪琴』とともに、私の創作の原点となっているのが、このナンシー・スプリンガーの『アイルの書』…

続きです

前回の『イルスの竪琴』について追記です。 先日更新した『薄明宮の奪還』の最新話(番外 3)に出て来る「シャウト」ですが……。 実は『イルスの竪琴』からその単語を拝借しています。 いや、パクリと言われると辛いんですけど……F(^^;) 特殊な能力、という点…

ブログも再開

ブログも随分ごぶさたでしたが、再開します!! 好きな本のあれこれを書こうと思います。 好きな作家さんのこと二人まで書きましたが、次に……行く前に!! 最近びっくりしたこと。 何と!以前紹介した『イルスの竪琴』三部作が新しい表紙になって復刊されて…

やってしまった……本の一気買い

長らく我慢していたので欲求不満がたまり、ついにやってしまいました。 12冊一気買い、しかもタニス・リーばっかり。全て新品だと1万8千円ほどですが、主に経済的な事情で(^^;)不本意ながら妥協。 Amazonに出品されていたものについては古本にしたので、半額…

蟲師

1巻〜8巻 読み終わりました。 キワモノっぽくて食わず嫌いしてたのですが、とても面白かったです。 大きくくくると『妖怪奇譚』ってことになるんでしょうか。主人公の、ひょうひょうとした態度の奥にある、人に害をなすモノにさえ生きる権利を認めてなるべく…

 もうこわくない

何てことだろう……何てこと!! 私は異様に興奮してる。 信じられないことだけれど、私は、……私には、わかってしまった!! いったどうやって、なぜそんなことが? ……わからない。わからないけれど、そのインスピレーションは突然やってきた。 私が興奮と嫌悪…

 こわくて読めない

タニス・リーが今でも精力的に創作活動をしていることは知っていた。 たくさん本が出続けているから。でも最近の作品にはちっとも目を通していなかった。 この人の作品だけじゃなく全体的にめっきり読書量が減っているせいもあるけれど、あまりにも彼女の才…

 好きな作家さん2

タニスー・リーの次に名を挙げるとすれば、パトリシア・A・マキリップでしょうか。 『妖女サイベルの呼び声』そして『イルスの竪琴』3部作は私の第二のバイブル。 どちらも、非常に鮮やかな謎解きが印象的な名作です。 妖女サイベルの呼び声 (ハヤカワ文庫 F…

 好きな作家さんのこと

今どきのライトノベルと呼ばれているものにも興味はある。読んでみたいとも思う。でもなかなか、読書する時間が取れない。 そんなわけで、私の創作のヒントはもっぱら、昔読んだ(主に海外の)ファンタジー小説。 中でもとりわけ好きだったのがタニス・リー…